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17節 セルフレベリング材塗り/6章 内装改修工事/平成31年版 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)

6.17.1 一般事項
6.17.2 材料
6.17.3 調合及び塗厚
6.17.4 下地処理
6.17.5 工法

6.17.1 一般事項

この節は、張物下地のセルフレベリング材塗りに適用する。

6.17.2 材料

(1) セルフレベリング材は、表6.17.1により、種類及び品質は特記による。

表 6.17.1 セルフレベリング材の種類及び品質

(2) 水は、6.15.3(2)による。

(3) 吸水調整材その他の材料は、セルフレベリング材の製造所の仕様とし、吸水調整材の品質は表4.2.2[吸水調整材の品質]による。

6.17.3 調合及び塗厚

(1) 調合は、セルフレベリング材の製造所の仕様による。

(2) セルフレベリング材の標準塗厚は、特記による。

6.17.4 下地処理

(1) 下地コンクリート床面は、十分に清掃し、セルフレベリング材の接着を妨げるものを取り除く。

(2) (1)の後、デッキブラシ等を用い、セルフレベリング材の製造所の仕様により、吸水調整材塗り2回を標準として行い、乾燥させる。

6.17.5 工法

(1) 材料の練混ぜは、セルフレベリング材の製造所の指定する方法で行う。

(2) セルフレベリング材塗りは、軟度を一定に練り上げたセルフレベリング材を、レベルに合わせて流し込み、必要に応じて、均し道具等を使用する。

(3) 気温が5℃以下の場合は、施工しない。

(4) セルフレベリング材の打継ぎ部等の処理は、次による。

(ア) 硬化後、打継ぎ部の突起及び気泡跡の周辺の突起等は、サンダー等で削り取る。

(イ) 気泡跡のへこみ等は、セルフレベリング材の製造所の指定する材料で補修する。

(5) 養生は、次による。

(ア) セルフレベリング材塗り後、硬化するまでは、窓や開口部をふさぐ。
その後は、自然乾燥状態とする。

(イ) セルフレベリング材塗り後の養生期間は、7日以上、低温の場合は 14日以上とし、表面仕上材の施工までの期間は、30日以内を標準とする。
ただし、気象条件等により、これらの期間を増減することができる。

(6) (1)から(5)まで以外は、セルフレベリング材の製造所の仕様による。

このページは、国土交通省のWebサイトで公開されている 国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成31年版 をWebページ化したものです。

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