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11節 軽量シャッター/5章 建具改修工事/平成31年版 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)

5.11.1 一般事項

(1) この節は、建築物に使用する軽量シャッターに適用する。

(2) この節に限定する事項以外は、JIS A 4704 (軽量シャッター構成部材) 及び建具の製造所の仕様による。

5.11.2 形式及び機構

(1) 開閉方式

(ア) 開閉方式は、表5.11.1により、種類は特記による。
特記がなければ、手動式とする。

表 5.11.1 軽量シャッターの開閉方式

(イ) 手動式の場合は、施錠装置付きとする。

(ウ) 手動時にフック棒を必要とする場合は、備え付ける。

(2) 耐風圧強度は、特記による。

(3) 保護装置は、電動式の場合、5.10.2(4)の(ア)及び(ウ)による。

5.11.3 材料

スラットは、次により、材質の種類は特記による。

(ア) JIS G 3312 (塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯) に基づき、めっきの付着量は、特記による。
特記がなければ、Z06又はF06を満足するものとする。

(イ) JIS G 3322 (塗装溶融 55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯) に基づき、めっきの付着量は、特記による。
特記がなければ、AZ90を満足するものとする。

5.11.4 形状及び仕上げ

(1) 鋼板の厚さは、表5.11.2による。

表 5.11.2 軽量シャッターに使用する鋼板の厚さ

(2) スラットの形状はインターロッキング形又はオーバーラッピング形とし、適用は特記による。

(3) スラットとガイドレールのかみ合せ
ガイドレール及び中柱の溝の深さは 40mm以上とし、スラットとガイドレールの掛かりはスラット (端金物を含む。) が最も片寄った場合で 20mm以上とする。

(4) 塗装は、7章[塗装改修工事]による。

5.11.5 工法

(1) 加工及び組立は、5.10.5(1)に準ずる。

(2) 撤去工法及び新規に設ける場合の取付けは、5.2.5(2)(イ)に準ずる。

このページは、国土交通省のWebサイトで公開されている 国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成31年版 をWebページ化したものです。

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