スキップしてメイン コンテンツに移動

9節 自閉式上吊り引戸装置/5章 建具改修工事/平成31年版 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)

5.9.1 一般事項
5.9.2 材料
5.9.3 性能等
5.9.4 工法

5.9.1 一般事項

(1) この節は、標準的な戸に用いる手動開き式の自閉式上吊り引戸装置に適用する。

(2) 建具の種類は、アルミニウム製建具、鋼製建具、鋼製軽量建具、ステンレス製建具又は木製建具とする。

5.9.2 材料

(1) 屋外用自閉式上吊り引戸装置の主要構成材料は、5.6.3(1)のステンレス鋼板、アルミニウム製等の防錆性能を有するものとする。

(2) (1) 以外の装置の構成材料は、建具の製造所の仕様による。

5.9.3 性能等

(1) 自閉式上吊り引戸装置の試験方法は、JIS A 1518 (ドアセットの砂袋による耐衝撃性試験方法) 、JIS A 1519 (建具の開閉力試験方法) 及び JIS A 5545 (サッシ用金物) による。
また、開閉繰返し試験は、自閉及び制御装置の動作を、閉端位置から開端位置まで確実に行える装置で行う。

(2) 自閉式上吊り引戸装置の性能は、特記による。
特記がなければ、表5.9.1により、適用する戸の質量に応じたものとする。

表 5.9.1 自閉式上吊り引戸装置の性能値等

(3) (2)以外の性能は、建具の製造所の仕様による。

5.9.4 工法

(1) 引戸装置は、振動等に耐えるよう建具枠、戸等に堅固に取り付ける。

(2) (1)以外の工法は、建具の製造所の仕様による。

このページは、国土交通省のWebサイトで公開されている 国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成31年版 をWebページ化したものです。

コメント

共有する